V-UP16,MSA,EMS開発製造のYSDです

YSD original products

V-UP16,MSA and EMS
for cars and motorcycles

今までの製作事例

このページは今までに製作してきたものや 開発中のもの 試作段階で開発が終了したものや特注扱いのワンオフ品、相手先ブランド、店頭で私が使用する為に製作したものなどの紹介です

このページに紹介したものは通常の商品では有りません 一部の商品を除き販売はできませんので ご了承ください

EDLC

今時の車は エンジンやトランスミッション、ABSなどすべてが電子制御です いろんなセンサーの信号を元に コンピューターで処理して その結果を  燃料を噴射するインジェクターだったり、火花を飛ばすイグニッションコイル、スロットルバルブ開け閉めするモーター、トランスミッション内で変速を制御するソレノイドバルブ ABSもモーターやソレノイドバルブ、まだまだ たくさんあります
これらを作動するときに多くの電気を使います 特に作動を開始する瞬間、急に電気が流れます この電気の供給元がバッテリーです
自動車用バッテリーは電気を多く蓄えることができますが 化学反応で電気を取り出したり(放電)、電気を蓄える(充電)ことを行っています この反応には時間が必要で充電や放電はどうしても遅れます また、温度によっても反応の時間が変わります
EDLCは バッテリーほど多くの電気を蓄えることはできませんが とても高速に電気を取り出したり、蓄えたりすることが可能です バッテリーの場合 反応スピードの遅れによって電気の供給が若干遅れます EDLCをバッテリーと併用することで この遅れた分をEDLCから供給して補います バッテリーからの供給が追い付くと EDLCから使用した分を 容量に余裕が有る バッテリーからEDLCへ補給します これを繰り返して アクチュエーターの作動をレスポンス良く安定動作させることが可能になります
また、最近の車両はバッテリーの充放電をカレントセンサーで監視して 充電電圧を低め(12V~13V)に設定されている車両も有るようです  この制御によって 従来の14V位の電源電圧での作動と比べると アクチュエーターの作動遅れも多くなっているように感じます
実際に実車でテストしてみると・・・ EDLCへの電気の入出力(充放電)を見てみると 2~5Aくらい繰り返しています しかも、高速で充放電を繰り返しています これだけバッテリーからの電気の供給の遅れを補ってことになります 

本体内部は防水、防振のためにシリコンを充填していますので分解はできません
内部へ水の侵入を防ぐために
配線出口は上向き以外の方向で 取り付けてください
エンジンやマフラーなど熱くなるところから離して取り付けてください

上の写真は 4輪用のEDLCです 下の写真は4輪用をベースに試作品を製作してホンダ ハンターカブCT125へ仮付けしてテストしました  十分効果が有りますのでバイク用として製品化するのか? 現在、思案中です

取付は バッテリーのプラス端子とマイナス端子に付けるだけです

パルスジェネレーター、ファンクションジェネレーター

MSAの開発時や完成時の検査やフルコンの作動確認を行うために製作しました

何を作るにしても開発環境を用意しなければ製作できません  MSA開発時も 実車で作動確認を行うのも効率が悪いです すべて机の上でシミュレーションを行います   この為に点火装置を机の上で再現しなければなりませんので 必要になります

当店のフルコン、エンジンマネージメントシステムEMSの設定時なども クランクセンサー信号を出力するファンクションジェネレーターを 製作しておけば  前もって机の上で有る程度、設定や作動確認ができます 設定時間の短縮にもなりますし 確実に動くことが分かります
また、実際には不可能な連続高回転のシミュレーションや レブリミッターのチェックなど 実際のエンジンに負担をかけることなく 安全に行えます

上の写真は 各種パルスジェネレーターや ファンクションジェネレーターです
下の写真は ジェットスキー専用に製作した シミュレーターです

当店が使用するために製作しております 販売はしておりません

PWM仕様ヘッドライトへ汎用LEDキットを取り付ける為のマイコン仕様のリレーキット

20~30年くらい前、ヘッドライトバルブがハロゲンバルブ全盛だったころに 高出力の明るいハロゲンバルブ用に ヘッドライト用のリレーキットが 各社から出ていました
基本はこのリレーキットで リレーのON、OFF制御をマイコンを使用して制御しています

対応車種は
欧州車の一部のハロゲンバルブヘッドライト仕様の車両でヘッドライトの点灯制御を単純なON、OFF制御ではなくPWM制御で駆動している車両が有ります
このような仕様の車両に汎用のLEDキットを装着した場合 ヘッドライトがチラ付くとか 不灯や暗いなど不具合が出る可能性が有ります
このリレーキットは ヘッドライト駆動用のPWM信号をマイコンが監視してヘッドライトがONなのかOFFなのかを判断して バッテリーからのロスの無い電力を供給するために使用します

この商品は相手先ブランドの商品で 一般販売はしておりません

詳細はブログに記載しております 

欧州車、PWMヘッドライト用マイコン仕様リレー

ABS用回転センサー信号を元に車速信号を作ります

FF車で LSDが車速センサーに対応していないため ABSの回転センサーを利用して 車速パルスができないかとの問い合わせから製作することになりました
車両を持ち込んでいただき リフトで上げた状態でABSのパルスを計測したり、パルスジェネレーターで車速を作りメーターの仕様を確認したりと ずいぶん手間がかかったと記憶していますが 何とか出来上がりました 

製作時は2021年の夏 前職のツイントップでの製作でしたので リフトも有りましたし 車両を預かることもできました
YSDでは リフトを設置していませんので このような仕事はお受けできません

詳細はブログに記載しております 

ABS用回転センサー信号を元に車速信号を作ります

その他、製作した物の例です

リヤワイパー用間欠リレー
バイク用ヘッドライトリレー
バイク用グリップヒーターコントローラーの製作