バイク用MSA
バイク用MSAマルチスパークアンプは バイク専用設計です 並列4気筒では低回転側、1回の点火で5回の火花を 6000rpmを境に高回転側、3回の火花を飛ばします。
単気筒、2気筒は 全域3回の火花を飛ばします
開発協力株式会社ファクトリーまめしば様
バイク用MSAの適合は 国産キャブレター仕様のバイク、並列4気筒、2気筒、単気筒の純正もしくは社外品フルトランジスター(TCI)点火装置に適合します(一部車種は除きます)
インジェクション仕様のバイクでも作動確認を行っておりますが 作動確認が完了した車種が少なく現在は個別に対応しております
輸入バイクに関しても徐々に作動確認を行っております
バイク用MSAはバイク専用設計のため 車への流用はできません その逆もできません
バイク用MSAのアンプとしての機能
MSAに使用している半導体スイッチング素子はノーマルに比べて大容量でスイッチングロスが少ないものを使用しています そのため MSAの発熱もノーマルイグナイターより少なくなりなすので ほとんどのコイルに対応できると思います
また、現在使用しているイグナイターは 今までイグニッションコイルのスイッチングを行ってきましたが MSAを装着することで MSAに点火タイミングを送るだけになります そのため今まで使用してきたイグナイターの消費電流はほとんど流れなくなり発熱は激減して寿命は延びる方向へと作用します
イグニッションコイルのスイッチングは MSAが担当しますが MSAはマイコンを使用していますので 計算する時間が必要です そのため 点火信号がMSAに入力されてから 実際に点火させるまでに少し時間の遅れが発生します
実際には 10000RPMで0.4度ほど点火時期が遅れます。
個別に対応しておりますインジェクション仕様のMSAには アンプとしての機能は有りません
MSAを装着することによるエラー
MSAを装着するとノーマルイグナイター(インジェクション車のECU)に直接イグニッションコイルが接続されていないことになります この場合 チェックが厳しいイグナイターでは イグニッションコイルが断線したという判断を下して 点火させないなどというフェールセーフモード(エラー)に 入る可能性があります
おそらく 今時のフューエルインジェクション仕様のバイクはこのような状態になる可能性は大きいと思います。 2019年5月現在、解決策を見つけ徐々に作動確認を行っております
電気式タコメーターで プラグコードにコードを巻きつけるタイプで表示が異常になるとか 純正タコメーターでも動かない などのトラブルが出る可能性もありますが 今まで、このようなエラーは報告されておりません 社外イグナイター(点火装置)でタコメーター用の信号が出力しているものは それを使用してタコメーターを駆動することがベストと思います
何らかの不具合が出る車両
ヘッドライトが不灯になる車両
キーONでヘッドライトが点灯する車両は問題ないと思いますが キーONでヘッドライトが点灯せず エンジンが始動して始めてヘッドライトが点灯するような車両は 対策が必要になる場合があります
例、ZR1200でヘッドライトが不灯
エンジンが始動したか 停止しているのかの判断は 点火1次信号で判断しているため MSAの推奨取り付け方法で行なうと 信号電圧が低くエンジン停止中と判断され ヘッドライトが不灯となる この例は 車両配線を加工することで 解決済みです
キャブレター仕様で燃料供給が電磁ポンプを使用している車両
電磁ポンプは 安全上エンジン回転中(始動時も含む)のみ作動するような仕組みになっています エンジン回転中、停止中の判断は 点火1次信号で判断している場合があるようです
例、ZXR400Rで燃料ポンプが動かない
MSAの推奨取り付け方法で行なうと 信号電圧が低くエンジン停止中と判断され 電磁ポンプが動かない この例は 車両配線を加工することで 解決済みです
MSAが装着不可能な車両
CDI点火装置には対応できません 絶対に取り付けしないでください MSAが必ず壊れます
ポイント式点火装置、セミトランジスター点火装置には装着できません
不明な点は 遠慮なくお問合せください
MSAは店頭での取り付けも可能です(作業予約が必要です)
並列4気筒用MSA(イグニッションコイル2個)
並列4気筒のバイクで 多く採用されている点火システムです イグニッションコイルを2個使用して1番4番と2番3番の同時点火です バイクメーカー純正のフルトラ、社外品ではウオタニフルパワーキットなどに対応できます
開発時のテストで 高回転域は シャーシーダイナモのテストにおいて ノーマルの1回点火より 複数回点火のほうがパワーも出ていますが 3回点火が一番パワーが高いという結果でした 4回点火では3回点火を下回ります このため3回点火としています 低回転域では 火花の回数を3回、4回と多くなるほうがトルク感は増しますが 3回から4回の差と 4回から5回の差は少なく プラグなどの消耗などを考えて 5回としました
対応車種
国産、並列4気筒バイクでイグニッションコイルが2個(1,4番と2,3番の同時点火)のフルトランジスター点火装置で
バイクメーカー純正品や社外品に対応しております
点火回数 低回転側5回 6000rpmを境に 高回転側3回です
外形寸法 99mm*45mm*35mm(配線は含まず)、試作品バージョンの設定もございます 外形寸法 93mm*40mm*32mm(写真は単気筒用を参照してください、配線は含まず)
販売価格 ¥41,800(消費税¥3,800を含む)
2025年1月1日から ¥44,000(消費税¥4,000を含む)
WEBショップで販売中
フューエルインジェクション車は除く(装着は可能ですが専用品で個別にて対応しています)
2気筒用MSA(イグニッションコイル2個)
国産2気筒のバイク用に設定しました 開発時のテストでは並列4気筒と同じように 低回転側と高回転側で点火回数を切り替えてテストしましたが 多くの方が2気筒らしさの鼓動感がなくなりつまらないとのご意見を多くいただきました
そのため鼓動感を残しつつ、不快な振動を減らす このような方向性で 点火回数を全域3回と設定しました
ただ、2気筒のバイクでもアメリカンタイプと スポーツタイプなどが有ります スポーツタイプは並列4気筒のように低回転と高回転で点火回数を変えた方が適しているとも言えます
実際に店頭にお越しいただき装着されたお客様では 並列4気筒と同じ点火回数でご購入された方も多いです このようなこともございますので WEBショップには掲載せず お問合せ等を頂きご相談の上、仕様を決めて販売するとこにしました
対応車種
国産2気筒バイクでイグニッションコイルが2個のフルトランジスター点火装置でバイクメーカー純正品や社外品に対応しております
点火回数は ユーザー様とご相談の上決定します
外形寸法 99mm*45mm*35mm(配線は含まず)、試作品バージョンの設定もございます 外形寸法 93mm*40mm*32mm(写真は単気筒用を参照してください、配線は含まず)
販売価格 ¥41,800(消費税¥3,800を含む)
2025年1月1日から ¥44,000(消費税¥4,000を含む)
受注生産品 ご購入希望の方は お問合せよりご連絡ください
フューエルインジェクション車は除く(装着は可能ですが専用品で個別にて対応しています)
単気筒用MSA(イグニッションコイル1個)
国産単気筒のバイク用に設定しました 単気筒用も2気筒と同じように点火回数を変更してテストしましたが 鼓動感がなくなるという結果でした そのため鼓動感を残しつつ、不快な振動を減らす方向で点火回数を全域3回と設定しました
単気筒のバイクはMSAの取り付けスペースがほとんどありませんので 写真のケースに入れた、少し外形寸法が小さい試作品バージョンをお勧めします 並列4気筒や2気筒用の写真のようにアルミ削り出しの製品もございます。写真は2気筒や並列4気筒用を参照してください
ただ、単気筒のバイクでもトコトコと鼓動感を楽しむバイクと スクーターも有ります スクーターは並列4気筒のように低回転と高回転で点火回数を変えた方が良い場合も有ります
実際に店頭にお越しいただき装着されたお客様では 並列4気筒と同じ点火回数や全域5回でご購入された方もお見えです このようなこともございますので WEBショップには掲載せず お問合せ等を頂きご相談の上、仕様を決めて販売するとこにしました
対応車種
国産単気筒バイクでイグニッションコイルが1個のフルトランジスター点火装置でバイクメーカー純正品や社外品に対応しております
点火回数は ユーザー様とご相談の上決定します
外形寸法 初期設定は試作品バージョンを設定します 93mm*40mm*32mm配線は含まず
販売価格 ¥41,800(消費税¥3,800を含む)
2025年1月1日から ¥44,000(消費税¥4,000を含む)
受注生産品 ご購入希望の方は お問合せよりご連絡ください
フューエルインジェクション車は除く(装着は可能ですが専用品で個別にて対応しています)
並列4気筒用MSA(イグニッションコイル4個)
イグニッションコイルを4個(4CH)まで駆動できるように 新たに設計、製作しました
4CHの場合は ダイレクトイグニッション車や ゼファー1100のように1気筒ツインプラグ(コイルは4個)このような車両に対応できます 3CHとしても作動できるように設計しましたので CBX1000、Z1300のような6気筒(コイルは3個)にも対応可能です
作動確認が取れた車種jから順次販売を開始していきます 並列4気筒用MSA(2CH)の倍近くの大きさになりました
対応車種
国産、4気筒バイクでイグニッションコイルが4個(ダイレクトイグニッション)のフルトランジスター点火装置で
バイクメーカー純正品や社外品に対応しております
点火回数 低回転側5回 6000rpmを境に 高回転側3回です
外形寸法 113mm*67mm*34mm(配線は含まず)
配線は本体より約150mmのところに防水カプラーが付いています 専用ハーネス(約800mm)とノーマル復帰カプラーが付属します
販売価格 ¥68,200(消費税¥6,200を含む)
2025年1月1日から ¥71,500(消費税¥6,500を含む)
受注生産品 ご購入希望の方は お問合せよりご連絡ください
フューエルインジェクション車は除く(装着は可能ですが専用品で個別にて対応しています)
現在、作動確認が取れて発売中の車種は CBX1000、KZ1300の6気筒(コイル3個)とカワサキゼファー1100ツインプラグ(コイル4個) 共にウオタニフルパワーキット装着車のみです
スズキGSX-R1000、R600など その他の車種でも作動確認は行っております 詳細はお問合せください
CBX1000の作動確認は福岡のプロヘッドモーターファクトリー様で行っていただきました
MSAの装着事例やインプレは チューニングマニアyoshiの日記でも詳しく紹介しております